サッカー好きの中でもよりコアなファンほど海外サッカーを好むと言われます。それは日本のJリーグよりも、欧州や南米の海外サッカーの方がプレーのレベルが高いからです。Jリーグのおかげで、日本サッカーのレベルは飛躍的に向上しました。
ですが、他の国も同じようにレベルアップしているため、先進国の仲間入りはまだまだ果たせていません。欧州や南米の代表チームが日本代表より強いのと同様に、リーグも海外リーグの方がレベルは上です。実際のプレーを見ればスピードや迫力、戦術、個人技など全ての面でJリーグを上回っているのが分かります。
観戦歴が長い人ほど、サッカーの質が理解できます。レベルの高い海外サッカーに惹かれていくのは自然なことでしょう。ただ面白いことに、どんなに海外サッカーが好きになっても、自分の地元クラブへの愛着が薄れることはほとんどないようです。
「夫や妻は変えられても、愛するクラブは変えられない」は全世界のサッカーファン共通の心情を表した言葉として有名です。
本当にサッカーが好きな人は、複数のクラブを応援しながらサッカーを楽しんでいます。地元のJリーグクラブとレアルマドリードやバルセロナといった海外のビッグクラブを同時に応援し、その試合結果に一喜一憂しながら、日々の活力をもらっているのです。